鉄製フライパンのメリット

鉄製フライパンならではの調理

 

中華料理屋さんでいただくチャーハンはご飯がパラッとしていて香ばしく、フワフワで美味しいでが、その美味しさのポイントはたはり鉄製の鍋やフライパンにあります。

 

鉄製の熱伝導率は、一般家庭で使われているフッ素樹脂フライパンのなんと217倍もあるというのですから驚きです。熱しにくく冷めやすい熱量不足の材質では、食材を入れた時に急激に温度が下がってしまい、余分な水分も出てしまいます。家庭でチャーハンを作るとベタッとしてしまうのは、腕のせいではなく、材質の違いというわけで、ここでお勧めとなるのは家庭でも使いやすい鉄製でも比較的軽量な鉄鋳物のフライパンなどとなります。

 

これなら熱伝導率がよく蓄熱性が高いので、食材の芯まで一気に火を通してくれます。鉄のフライパンを使うメリットを上手に活かせば強火&短時間で料理ができますし、もちろんこうした強火で短時間調理となる美味しい料理もたくさんあります。

 

揚げ物をするのでも最適ですし、普通の野菜炒めでも、ご馳走に変身させることができます。乾かした残り物のお餅などがあれば、むしろカラカラに乾燥していているのが好都合で、とても美味しいおかきができたりします。強火で一気にお餅揚げると、お餅は花が咲くように開いていくので、見た目にも楽しめます。

 

お勧めのお手軽料理はやはりチャーハンでしょう。火力を終始強火にしておくだけでOKで、簡単にさっと調理できます。更に油の中に溶き卵を少しずつ落とすと、強火なら瞬間に膨らみ、油をたくさん吸わせる感じで炒り卵も美味しく作れます。長ネギと生姜もみじん切りにしてたっぷり投入し、金属のお玉でガンガン混ぜ合わせます。こうしてまるで本格中華料理店のようなチャーハンになります。

 


page top